令和6年12月10日 自衛隊福岡病院にて、入社2年目未満の若手社員4名で、雨水排水設備の工事見学会を行いました。

 今回の現場見学会は、ボックスカルバートという雨水を排水するためのコンクリート構造物の施工現場です。
 ボックスカルバートの施工方法はクレーンによる吊り下げ式が多く用いられておりますが、今回はリフトローラーという特殊な機械を用いての施工でした。リフトローラーでの施工は、微調整が難しく、金額面でもデメリットはあるが、ほかの構造物に干渉しないよう限られた環境下でも施工を実現することができる工法となります。

R5年度入社 設計 Wさん
 設計を行うにあたり、施工現場を想像することは重要であり、こういった見学会は直接的な知識のみならず、様々な業務での広い視野につながる。1つの業務にどれだけの人が携わり、どのような技術で施工がされているのかをより実感することができた。
また、限られた環境下における難い施工においても、特殊な技術を用いて施工が行えるのは素晴らしいと感た。

R6年度入社 測量 Tさん
 今回の現場見学では職人さんの施工の正確性、技術力を目の当たりにすることができました。これまで、測量を行う際には、設計のことは考えていましたが、施工現場までを想像して行うことがありませんでした。しかし、測量の正確性は施工の際にもかなり重要であると実感し、設計のみならず施工現場まで想像し、より一層、正確な測量を行っていこうと思いました。

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